➡第7回 リアス・ジュニア絵画コンクール展 開催
リアス・ジュニア絵画コンクールは、圏域内小学生を対象とした絵画公募展です。
気仙沼市、南三陸町で暮らす小学生ならば誰でも参加でき、出品作品は全て展示されます。また、入賞作品を表彰し、それらの作品が掲載された特製カレンダーは応募者と来場者に贈られます。さらに、入賞作品は美術館に収蔵され、地域の子供たちの暮らしの記憶として末永く大切に保管・活用されます。
本コンクールには292作品のご応募がありました。その中から大賞1点・優秀賞3点・佳作8点が選出されています。募集テーマは「あんなこと、こんなことしたよ」 。家族や友人との楽しかった思い出や驚いたこと、感動したこと、発見したことなどを題材に、色とりどりに描かれた作品が並びます。力作の数々を是非ご家族そろってお楽しみください。
●本展開催期間は2023年11月18日(土)~12月24日(日)となっております。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料
※常設展は別料金となります。
※画像をクリック・タップでPDFデータが開きます。
➡11月3日(金)文化の日:無料観覧のご案内
「文化の日」令和5年11月3日(金)は全館展示観覧料が無料となります。
この機会にぜひ美術館に足をお運びください。
〇無料となる展示:「歴史・民俗資料常設展示」・「美術作品常設展示」・「東日本大震災の記録と津波の災害史」
➡新!方舟祭2023開催 9月21日(木)~
新!方舟祭2023は、幅広い芸術・創作活動の発表の機会を広く一般へ提供する当館主催の一般公募文化祭です。
本展は【展示部門】と【パフォーマンス部門】があり、一般参加22組による作品展示や、音楽発表等を6期にわたってリレー方式で行います。展示発表は毎週木曜日から始まり日曜日に終了します。※一部月曜日まで。水曜日は参加者の展示作業日ですので、お間違いのないようご注意願います。
リアス・アーク美術館を会場に繰り広げられる多様なジャンルの発表、異種共演をお楽しみください。
今年の会期は9月21日(木)~10月29日(日)です。
![]() 「補陀寺仏像彫刻」 |
![]() 「村上洋子と粘土の仲間達」 |
![]() 「趣味の絵画会」 |
![]() 「気仙沼ストリングスオーケストラ」 |
![]() 「生け花小原流」 |
![]() 「お話サークルたんたん」 |
➡あれから12年 ~再読~ ファイト新聞展 8月5日(土)より
ファイト新聞再読。かつて多くの感動を呼んだ子供たちの物語がありました。時を経た今、改めてその表現の意味を読み返してみたいと思います。
本展ではリアス・アーク美術館が収蔵する「ファイト新聞」のオリジナル原稿の一部と、精巧に再現されたレプリカ55点とその他関連資料、解説パネル等の展示を通して、東日本大震災の被災を経験した子供たちが日々感じていた様々な想い、「ファイト新聞」という一つの表現活動が全国的な注目を浴びることで生じた様々な出来事など、その二面性も含め再検証するものです。
なお、本展はリアス・アーク美術館と一般社団法人ファイト新聞社による共同開催展です。
『あれから12年 ~再読~ ファイト新聞展』は観覧料は無料、開催期間は2023年8月5日(土)から8月27日(日)となります。
※画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます
➡『すずめの戸締まり』新海誠監督直筆サイン入りパンフレットその他期間限定公開
気仙沼市民会館で行われた『すずめの戸締まり』上映会と新海誠監督の舞台挨拶の際、縁あって監督控室用のウェルカムボードを当館が作成しました。パンフレット、三本足のイス(全て監督直筆サイン入り)とともに、エントランスホールにて展示公開しています。
公開期間 6月10日(土)~6月30日(金)予定となっております。

ー期間限定公開についてー
アニメ映画『すずめの戸締まり』(原作・脚本・監督:新海誠/配給:東宝)は、東日本大震災を含む自然災害をテーマにした作品で、劇中には気仙沼市の「道の駅大谷海岸」が登場します。
令和5年5月28日、気仙沼市民会館で『すずめの戸締まり』の上映と監督の舞台挨拶が行われました。これは「気仙沼の文化を支えるホタルの会」の会長で、リアス・アーク美術館の前館長、佐藤光一氏が新海誠監督にお願いの手紙を送り、実現したものです。
上映会において、当館では控え室のウェルカムボードを作成しました(イラスト:遠藤満希)。監督は気に入ってくださり、自身のSNSでも紹介。さらにサインを書き入れ、公の場で公開することも許可していただきました。
上映会を実現させたスタッフの方々や、新海誠監督のご厚意に感謝と敬意を表し、ここに展示させていただきます。
➡「新!方舟祭2023」参加者募集
「方舟祭(はこぶねさい)」は幅広い芸術活動の発表の場として、美術館施設利用の可能性を模索する当館主催の文化祭です。一般から参加者を募り、リアス・アーク美術館の展示様式で絵画や書、写真、工芸等の様々な作品展示を行います。2003年の企画創設よりこれまで16回開催しています。参加料、観覧料は無料。会期を6期に分け、週替わりのリレー方式で各期間に複数の展示発表を行います。・
前回は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からパフォーマンス部門において一部制限を行いましたが、令和5年5月8日に新型コロナウィルス感染症が「5類感染症」に移行する社会状況を踏まえ、制限を一部緩和・あるいは解除して開催する予定です。ただし感染症の拡大状況によっては制限を設けることもありますので、予めご了承ください。参加希望の方は本展の趣旨と概要をよくお確かめの上、ご応募ください。その他、ご不明な点は当館「方舟祭係」までお問い合わせください。
会 期 令和5年9月21日(木)~10月29日(日)
会 場 圏域ギャラリー・エントランスホール・コモンホール・ハイビジョンギャラリー・屋外展示場
募集期間 令和5年6月3日(土)9:30~7月2日(日)17:00
応募方法 エントリー票に必要事項を記入し、2F受付カウンターにて直接提出してください。
参加者選定及び通知 エントリー票及び添付資料による書類審査。応募過多の場合は抽選とします。応募締切り後、当落選を当館より全応募者へ通知します。
打ち合せ 初回参加者打ち合わせは7月23日(日) 14:00~
於:3Fハイビジョンギャラリーを予定しています。
打ち合わせでは日程・会場の割り振り、本展開催に関する内容をご提示します。
参加料 無料 ※観覧料も無料です。
●下記にある参加募集要項とエントリー用紙をダウンロード・印刷をしていただき、概要を良くお読みの上でどうぞご応募ください。
募集期間令和5年6月3日(土)9:30 ~7月2日(日)17:00
★エントリー用紙(PDFデータ) それぞれをクリック・タップで開いて下さい
募集要項等で質問・ご不明な点がございましたら電話・メールで美術館にご連絡下さい。
➡N.E.blood 21 vol.82 田中望展, vol.83 小太刀理予展 5月31日(水)より
“N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。
第82回目は宮城県仙台市在住の作家‐田中 望(たなか のぞみ)、第83回目は北海道札幌市在住の作家‐小太刀 理予(こだち りよ)を紹介します。
N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2023年5月31日(水)から7月17日(月祝)までとなります。
vol.82 田中 望展
田中は1989年宮城県生まれ。2017年 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科 芸術工学専攻 博士課程修了、博士(芸術工学)。
衣食住をはじめとした暮らしを取り巻く環境とそのコンテクストからなる場所placeを対象に、芸術的アプローチからフィールドワークを行い、現場で生じた問いを表現します。
研究では、地域のアートプロジェクトにおけるサイトスペシフィカルな表現、地域の場所性(文化や歴史、人々)との関係性の中で立ち現れる表現について研究しています。また、まちづくりとアートの関係について、地域における創造活動の面から分析、実践しています。
フィールドワークによる取材を基に、その土地の記憶や人々の暮らし、文化を絵巻を思わせる画風で描いています。本展では、気仙沼地域を取材対象とした最新作や灯篭仕立ての作品など併せて約20点を展示します。
画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます。
vol.83 小太刀 理予展
小太刀は1997年栃木県生まれ、2022年に東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域を修了。油彩、アクリル彩による平面作品を制作し、グループ展・公募展を中心に精力的に発表しています。
小太刀の絵画には、一見すると誰もが一度はどこかで目にしたことがあるような風景が描かれています。しかし、大方からすれば何気ない風景も、ある人にとっては思い入れの深い場所だったり、いつまでも記憶に残る景色、その人物の人間形成に深く関わる大事な景色だったりします。
まるで、風景を思い浮かべては消えゆく脳内映像を映し出したかのような小太刀の絵画は、見る者に自らの記憶の景色を想起させ、同時にそれを映し出す投影幕としての役目を果たしてくれます。作品を通じ記憶を手繰ることで思いもよらぬ“あの時・あの場所”の思い出や感情などを呼び覚ます追憶の機会となるかもしれません。
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➡5月5日(金)こどもの日 無料観覧のご案内
5月5日(金)は高校生以下の方及び同伴の保護者2名様まで常設展を無料でご覧いただけます。受付にお声がけ下さい。
〇無料となる常設展示:2F「歴史・民俗資料常設展示」・「美術作品常設展示」
___________1F「東日本大震災の記録と津波の災害史」
同時に、現在開催中の企画展「LANDSCAPE of N.E.Vol.7」東北・北海道の風景公募展は観覧料無料となっておりますのでどうぞご一緒にご観覧下さい。
➡第7回東北・北海道の風景公募展
広く作品募集をしておりました「LANDSCAPE of N.E.Vol.7」東北・北海道の風景公募展が開催されます。
本展はコロナ禍によって中止となった第6回展の入賞作品5点も合わせて約50点の作品を展示いたします。
開催期間は2023年4月8日(土)から5月14日(日)まで。会場は圏域ギャラリーにて。入場無料ですので是非お気軽にご来場ください。
開館時間=9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
※当展示のチラシになります。PDFデータになっておりますのでそれぞれ画像をクリック・タップで表示またはダウンロードされます。
➡第7回気仙沼・南三陸フォトコンテスト入賞作品展
本展は先に開催された同コンテストの入賞作品を展示する写真展です。
“未来に残したい、私たちの今”を写した気仙沼市・南三陸町の自然・街並み・年中行事・生活などを対象とした18点の素敵な作品の数々をお楽しみください。
観覧料=無料
会期=2023年3月4日(土)から4月23日(日)
開館時間=9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
➡3月11日(土)【東日本大震災の記録と津波の災害史】無料公開のお知らせ
令和5年3月11日(土)はリアス・アーク美術館常設展示観覧料が無料になります。
当館では東日本大震災発生の日を記憶に留め、今後も想定される地震、津波災害に向けて防災教育・減災教育を推し進めるため、3月11日を無料観覧日としております。より多くの方々にご鑑賞いただければ幸いです。
常設展示【アークギャラリー(2F歴史・民俗資料/美術作品常設展)】
当美術館シリーズ企画展開催【N.E.blood 21 vol.80 齋藤大悟展/vol.81 伏見恵理子展】も開催中です。
こちらの企画展は観覧料無料、開催期間は2023年2月11日(土)~3月19日(日)となっております。
詳しくは関連ページをご覧ください。
どうぞこの機会にリアス・アーク美術館にお越しください。
通常の観覧料の詳細はこちらの表になります。
➡N.E.blood 21 vol.80 齋藤大悟展, vol.81 伏見恵理子展 2月11日(土)より
“N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。
第80回目は秋田県にかほ市在住の作家‐齋藤 大悟(さいとう だいご)、第81回目は宮城県仙台市在住の作家‐伏見 恵理子(ふしみ えりこ)を紹介します。
N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2023年2月11日(土)から3月19日(日)までとなります。
vol.80 齋藤 大悟展
齋藤は1977年秋田県由利郡象潟町(現にかほ市)生まれ。2002年から本格的に写真をはじめ、現在ライフワークとして地元である象潟の海辺を中心に撮影し続け、個展・グループ展等において写真作品を発表しています。
日本海の色は太平洋と比較して色が濃いことから“鉛色”あるいは“鈍色(にびいろ)”の海と表現されることがあります。特に冬場の自然環境や天候などから一般に暗く重い印象のある日本海ですが、齋藤の写真には荘重な海の多様な姿が捉えられており、その懐の深さを感じさせます。長年にわたり日常的に海を見つめ続けてきた齋藤は、季節や時間帯、天候などで海が多彩な表情を見せることはもちろんのこと、その時々の自身の心情によっても写真が変化することを知っています。
私たちは齋藤の写真を通じ、秋田にかほの海の多様な姿を知ると同時に齋藤が海とともに過ごしてきた時間そのものに触れる機会となるでしょう。
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vol.81 伏見 恵理子展
伏見は1987年埼玉県生まれ。2014年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースを修了。多くの個展・グループ展・公募展等にて平面作品を発表し、高い評価を受けています。
伏見の作品は、一見すると抽象画のような印象を受けますが、その原型は風景などのスケッチを基にした絵画です。両掌に収まるほどの紙に描かれた小さな絵は、ものによっては100号を超える大きな画布に拡大して描写されます。その際、制作に使用する画材(絵具)や支持体(紙)と筆致によって生じた「にじみ」や「かすれ」、「まざり」などの現象は、形象として模され再現されます。絵画の要素として再構築されたそれらの形象は、新たな息吹を吹き込まれ画面の中で躍動し、作品全体は以前と異なるイメージへと変容します。
スケッチを原点とする絵画は、様式の変質とともに変貌を遂げ、作家自身にとって未知なる新たな風景として眼前に立ち現れるのです。
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➡第6回 リアス・ジュニア絵画コンクール展 開催
リアス・ジュニア絵画コンクールは、圏域内小学生を対象とした絵画公募展です。
気仙沼市、南三陸町で暮らす小学生ならば誰でも参加でき、出品作品は全て展示されます。また、入賞作品を表彰し、それらの作品が掲載された特製カレンダーは応募者と来場者に贈られます。さらに、入賞作品は美術館に収蔵され、地域の子供たちの暮らしの記憶として末永く大切に保管・活用されます。
本コンクールには307作品のご応募がありました。その中から大賞1点・優秀賞3点・佳作8点が選出されています。募集テーマは「あんなこと、こんなことしたよ」 。家族や友人との楽しかった思い出や驚いたこと、感動したこと、発見したことなどを題材に、色とりどりに描かれた作品が並びます。力作の数々を是非ご家族そろってお楽しみください。
●本展開催期間は2022年11月19日(土)~12月25日(日)となっております。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料
※常設展は別料金となります。
※画像をクリック・タップでPDFデータが開きます。
ご来場のお客様に特製カレンダーを差し上げます。数に限りがございますので配布終了の際はご了承下さい。
➡佐藤健吾エリオ油彩画展 開催のお知らせ
・佐藤健吾エリオは、1968年ブラジル・サンパウロ生まれ。帰国後、幼少期、青年期を宮城県石巻市で過ごし、東京芸術大学美術学部油画専攻を卒業後、東京芸術大学大学院美術研究科を修了しました。1994年には日本で重要視される公募展の一つ、日動画廊主催の第29回「昭和会展」で「昭和会賞(最高賞)」を受賞するなど高い評価を受けた作家です。
・東京を拠点に活動をしていた佐藤氏は、2007年に北海道河西郡の中札内村へ移住します。あこがれの十勝の地でアーティスト活動を続けていた佐藤氏でしたが、東日本大震災の前年にあたる2010年に、急逝されその短い生涯を閉じました。
・近年、佐藤氏の初期から晩年にかけて制作された作品の一部が、一括で当館へ寄託されコレクションとなったことを受け、この機会に油彩画作品約45点を展示、紹介するものです。美術や表現と常に真摯に向き合っていた美術家=佐藤健吾エリオ。その卓越した技術と繊細な心模様を映した風景画や人物画をご堪能ください。
リアス·アーク美術館コレクションによる佐藤健吾エリオ油彩画展は観覧料は無料、開催期間は2022年8月6日(土)から8月28日(日)までとなります。
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➡公募展【~東北・北海道の風景と私~】第7回作品募集‼
「LANDSCAPE of N.E.Vol.7」~東北・北海道の風景と私~
◆絵画作品募集について:
リアス・アーク美術館では東北・北海道に暮らす人間の気質、気候風土、歴史、文化などを追究する活動を継続しています。平成20年度より開催している本公募展は、東北・北海道の現在的風景を収集する継続型公募展であり、令和2年度までに6回の公募と4回※1の展覧会を開催しています。また優秀な作品に関しては館のコレクション※2としています。
本公募展の開催目的は、「残しておきたかった、なくなるとは思っていなかった風景、一時代、その場所で暮らした人々の精神に影響を与えたと思われる風景」などを絵画作品として後世に残していくことです。具体的には「①ごく日常的に生活の場として存在し、日々変化しながら失われていく風景、②暮らしと密着した風景、人間の暮らしとともにある風景、③土地の文化、歴史を湛えた風景」を収集、保存することです。この目的は今後も変わることなく継続されるものですが、東日本大震災により、風景が激変したことを考慮し、第3回展より「失われてしまった風景、記憶の中の風景」作品も公募の対象としています。また、第7回展より公募の趣旨を明瞭にしつつ、表現の多様性を受け入れやすくすることを目的として展覧会タイトルを【「LANDSCAPE of N.E.」~東北・北海道の風景と私※3~】に改めています。
以上、リアス・アーク美術館はこれらの趣旨に合致する東北・北海道の風景絵画作品を公募いたします。普段風景画を描かないという方も含め、改めて身の回りの身近な風景、人の暮らしに目を向け、それを残す活動にご参加いただければ幸いです。
※1:東日本大震災発生により第2回展は公募・審査・表彰のみ。またコロナウイルス感染症による臨時休館措置のため第6回展は公募、審査、表彰のみ。
※2:第2回展、第6回展も含め、これまでに30点を館収蔵品としている。
※3:旧タイトルに「私」の文字を追加、人が居る風景、暮らしの一部を描いた作品も募集対象とするものであることをより強調している。
◆作品公募について:
※作品応募の際には応募要項に添付の応募票が必要です。詳しくは当館までお問い合わせください。なお、募集要項の配布は2022年7月からとなります。
○募集期間:2022年7月13日(水)~11月11日(金)
○募集地域:東北6県並びに北海道に要綱を配布。(第1回~6回展に準じる)
・応募用紙配布の他にこちらの下記募集要項からもご確認できます。応募用紙の原本はB4サイズとなっておりますが、印刷の際はA3用紙を使われると思います。そのままでも拡大印刷でも問題ありません。
・★第7回風景画公募展募集要項裏面 ⇦こちら2つをクリックで開けます
・◎エントリー用紙面のみ(A4用紙サイズで印刷できます) ⇦A3サイズ印刷ができない方にはこちらが便利です。
※応募用紙Bは作品の木枠右上にテープでお願いします。糊付けは不可になります。お気をつけ下さい。
○応募の条件=出品は未発表作品1人1点とする。
○応募資格=東北・北海道在住、あるいは出身である。16歳以上である。
(学生、一般、経歴を問わない。)
○作品=素材:油彩作品あるいはアクリル画。キャンバス使用。
サイズ:10~20号(F/S/P/M、縦横不問、規定外不可)
○審査、展示に耐えられる枠(幅、厚み6㎝以内)をつけること。ガラス、アクリル入りの本額不可!
詳しくは募集要項をご確認ください。
◆審査について:
応募された作品から審査の上、50点を入選とし、【「LANDSCAPE of N.E. Vol.7」
~東北・北海道の風景~】展(2023年4~5月中に約30日間開催予定)に展示。
※選外となった作品は着払いで返却させていただきます。
審査結果送付の際、作品の返却日程を合わせて連絡いたします。
搬送中の作品破損、事故等に関してリアス・アーク美術館は一切の責任を負いません。返却に耐えられる梱包をお願いいたします。
○審査結果の発表:
2023年1月中に審査結果を郵送。
○入選:50点
※優秀作品以外の入選作品は展覧会終了後、着払いで返却させていただきます。
※入選50点の内、入賞(優秀作品)5点選考
優秀作品5点から
最優秀賞:1点・優秀賞:4点
※優秀作品5点は美術館に寄贈(辞退不可)、パブリックコレクションとなります。
※賞金:最優秀賞50万円・優秀賞10万円(第1回~6回展賞金額と同額)
○審査員(第1回展~6回展と同一2名招聘。その他美術館学芸員が行う)
○千葉和男(ちばかずお):
洋画家。1948年生まれ。岩手県前沢町(現奥州市)出身。現在仙台市在住。
○本田 健 (ほんだたけし):
画家。1958年生まれ。山口県長門市出身。現在岩手県遠野市在住。
➡アイエム[インターネットミュージアム]特集記事より
➡N.E.blood 21 vol.78 吉賀伸展, vol.79 千葉幸子展 開催
“N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。
第78回目は山形県山形市在住の作家‐吉賀 伸(よしか しん)、第79回目は岩手県盛岡市在住の作家‐千葉 幸子(ちば さちこ)を紹介します。
N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2022年6月1日(水)から7月18日(月)までとなります。
vol.78 吉賀 伸展
・
・1976年山口県に生まれた吉賀は2003年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2009年より東北芸術工科大学にて教鞭を執っています。これまで多数の個展・グループ展等において陶彫刻作品を発表し、2002年第3回日本ユーモア陶彫展’02大賞をはじめ、2005年第67回新制作展新作家賞、2007年五島記念文化賞美術新人賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
吉賀は山形への移住を機に東北の自然をモチーフの基に据えています。「陶」は自然由来の土と水を用いた造形と乾燥の後に、焼成を経て完成に至ります。吉賀は各工程で土と呼吸を合わせるかのように向き合い、美しくも厳しい自然を表現しています。作品は自然に対する畏敬の念を表すかのように威厳に満ち、圧倒的な存在感を放っています。
画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます。
vol.79 千葉 幸子展
・
・千葉は1977年岩手県盛岡市生まれ。2009年に岩手大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修を修了。盛岡市を拠点として自然や身近な風景をモチーフとした油彩画を制作、個展、グループ展で精力的に作品を発表しています。
同じ風景でも見る人によって、あるいは同一人物でも年齢やその時々の感情などによって印象や感じ方は異なります。例えば海の風景―。ある時は清々しく、またある時はもの悲しく、侘しく感じることもあるでしょう。写真に写ることのないその印象や微かな心の内は、絵や言葉、音として表現することで初めてその姿を現します。そして他者はその表現を通じて作者の想いや印象を想像することができます。
本展では、気仙沼の風景を描いた新作を含む千葉の油彩画作品約25点を展示します。千葉は現在の気仙沼にどんな印象を抱き、絵の中にどんな想いを込めたのでしょうか。画面の絵具の色や筆のストロークなどから、その想いを探ってみましょう。
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展示の一部をご紹介
➡食と地域の暮らし展vol.7 水揚げから食卓まで~水産物の加工と流通~
。「食」と人々の暮らしの営みをテーマ別に紹介するシリーズ企画「食と地域の暮らし」展。第7回目となる本展では、当地域における水産物の「加工」と「流通」について取り上げます。
水揚げから食卓までと題しました今回は冷蔵技術や交通が未発達だった時代から現代に至るまでの水産食品の移り変わりについて紹介します。
(水産食品:水産業によって生産される生鮮食品と加工食品の総称)
食と地域の暮らし展は観覧料は無料、開催期間は2022年4月9日(土)から5月15日(日)となります。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料
また、当館内レストラン「夢の舎」ではコラボメニューがございます。
今回のコラボメニューは2品ありますが、どちらも気仙沼の水産加工会社の製品を使っております。
開催展と同じ4月9日(土)~5月15日(日)までの期間限定となります。どうぞお召し上がりくださいませ。
~カツオの生利節パスタ(鮪子のせ)~
~塩辛のにんにくパスタ~
※各サラダ・コーヒー付
➡東日本大震災発生10年特別企画展【あの時、現在 そしてこれから】参考資料集発売
東日本大震災発生10年特別企画展【あの時、現在 そしてこれから】参考資料集が2022年3月11日より販売開始します。
B5判フルカラー40ページ。1冊税込み価格300円となります。当館ミュージアムショップで販売の他、郵送販売もございます。詳しくはこちらまでお問い合わせください。
TEL:0226-24-1611 または メールアドレス:riasark.m@nifty.com
➡東日本大震災発生10年特別企画展開催のお知らせ
あの時、現在 そしてこれから
・東日本大震災発生直後の状況と、10年を経た現在の状況を風景写真で比較し、復旧復興事業の成果と残された課題の検証や「伝承すべきこと」の再確認、「震災記憶再生のための表現」を考察します。また、当地域以外の震災後の状況や伝承施設等に加え、国内外の震災・大規模災害被災地情報を併せて紹介します。
●本展開催期間は2022年2月5日(土)~3月21日(月)となっております。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料
※常設展は別料金となります。
画像をクリック・タップでPDFデータが開きます。
※新型コロナウイルス感染症対策について。
リアス・アーク美術館ではマスクをお持ちでないお客様のご入館をお断りしております。ご来館の際は必ずマスクをご持参いただきますようお願いいたします。